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(第33回)小林近辺の伝統芸能・行事 「獅子舞」、「神楽」巡りをしてきました

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小林地区から比較的近いところに、500年前、800年前から続く伝統行事である「獅子舞」「神楽」を見ることが出来ます。                                                   (下田)

10月17日に訪ねたのは、本埜の中根地区にある鳥見神社境内で行われた「大和神楽(十二座神楽)」で、春4月から始まり小林近辺何か所かで開催された獅子舞・神楽の伝統芸能を概ね半年にわたって見てきましたが最後の見学スポットとなりました。

それぞれの地域で、個々には異なりますが豊作祈願・感謝、子孫繁栄、家内安全、悪魔祓い、村人の饗宴等として代々伝承されてきた伝統行事のようです。
今まで八王子、柏と移り住んで来ましたが、この地域ほど伝統芸能・行事である獅子舞や神楽が多いのには大いに驚きました。主に鳥見神社十八社の例大祭などに合わせ、それぞれの地域で、その境内で舞われてるようですが、中には神社ではなく寺院の境内という所もありました。いずれにしても江戸時代以前、すなわち神仏習合の時代から続く伝統行事であり、その地区の中核としての神社や寺院の境内が舞台となってます。

以下に紹介する獅子舞・神楽は個人的に自転車等で行ける近場だけですが、印西市全体ではまだまだ数多くの行事が行われているようですので、「代々伝わる伝統芸能」に興味ある方は是非とも春から秋にかけて各地域を回り歩くと何百年も前の当時の集落の歴史を感じることが出来るのではないでしょうか。

 

中根鳥見神社の神楽 (県指定無形民俗文化財)   2017年10月17日(火)

ここ数日は梅雨どきを思わせるような雨模様が続いていた。今日も朝のうちは雨であったが、祭礼、神楽奉納が始まる正午頃には幸いにも雨が止んできました。何となく神がかりを感じる思いに浸りました。神楽は、神を里に招いて神の加護による豊作祈願、村落平和、家内安全の祈りと報恩のため神を楽しませると同時に村人の饗宴の場だということで、西暦1440年頃から伝承されてるようです。開催は曜日に関係なく、毎年10月17日の「かんなめ祭(神嘗祭)」の日に社前に奉納されるそうです。

天狐乱舞  赤狐、白狐の舞

浦安の舞  浦安とは心の安らかという意味で、平和を祈る心の舞

浦安の舞  浦安とは心の安らかという意味で、平和を祈る心の舞で多数の神社等で舞われているようです。

 

いなざき獅子舞 (印西市指定無形民俗文化財)      2017年9月23日(土)

秋分の日9月23日(土)は朝のうちは小雨が舞っていましたが、獅子舞の始まる午後には陽射しが強くなり、多くの人が和泉鳥見神社の境内に集まってきました。
ケーブルテレビ局のカメラマン同志が話してるのを漏れ聞くと、「印西は獅子舞とか神楽などの伝統行事がすごく多い」というような会話をしていました。佐倉のTV会社なので北総地域を広域に取材をしてるものと思われるが、特に印西の伝統行事の多さが目立ってるのだろうと感じました。

会館で準備を整え、和泉鳥見神社境内へ

午後2時になると近くの会館で準備を整えてきた花笠の子供達、続いて大獅子、中獅子、女獅子、道化、笛師が鳥見神社に入場してきました。今まで見てきた獅子舞と少し異なるのは、舞の最初に「道化」が境内を所狭しと動きまわり、子孫繁栄のしぐさを滑稽さを交え演じることでした。これも江戸時代から代々続けられてる演舞なのでしょう。

「いなざき」とは稲の収穫を前にして、という意味があるそうですが、江戸時代から9月23日の秋祭りは続いても、今の稲刈りは相当早まってるので、その意味でも少し季節のずれを実感しました。
いずれにしても、「いなざき獅子舞」は秋の豊作への感謝と子孫繁栄の願いを込めての鳥見神社への奉納の伝統あるお祭りです。

道化の演舞から始まり、周りからは笑いがあふれる

道化の演舞から始まり、周りからは笑いがあふれる

 

八幡神社の獅子舞 (印西市指定無形文化財)         2017年4月16日(日)

本埜にある八幡神社の獅子舞は4月16日(毎年4月の第三日曜日)に八幡神社と東漸寺で行われた。650年前からの伝統行事で、五穀豊穣・家内安全・子孫繁栄の願いを込め、春の農作業の始まりの神事となっている。オヤジ(親獅子)、カカ(母獅子)、セナ(若獅子)の3頭の獅子が笛の音に合わせ、腹に抱えた太鼓を打ちながら踊ります。
東漸寺脇にて舞う獅子舞

東漸寺脇にて舞う獅子舞


平岡鳥見神社の獅子舞 (県指定無形民俗文化財)     2017年5月3日(水)

毎年5月3日の例大祭に獅子舞が奉納される。15世紀中頃から、悪魔払いと豊作を祈願し、水稲の種まきが終わってからこの鳥見神社で舞ったと伝えられ、この日を「オコト」と称している。舞人として、氏子の青年男子が選ばれジジ(親獅子)、セナ(若獅子)、カカ(雌獅子)の3頭が舞う。獅子頭は室町時代初期の作と伝えられているが、今は印旛資料館で展示されており、現在舞われているのは新調された獅子頭とのことである。

別所の獅子舞 (印西市指定無形文化財)          2017年8月23日(水)、24日(木)

8月23日(水)と24日(木)、2日間にわたり行なわれ、23日は宝泉院(地蔵寺)で、24日はすぐ近くの地蔵堂の境内にて奉納されている。
約800年位前から仏教文化の伝来とともに地蔵寺のある「別所」にて続いているとのことであるが、800年位前というと平安か鎌倉時代のはずであり、極めて歴史ある伝統行事、伝統芸能といえる。舞いの動きを見ても勇猛さが顕著で、外敵への威圧、悪疫退散の願いを込めてることが感じ取れた。24日には境内に露店も並び、見学者も数多く集まっていた。夜にはカラオケ大会も行われるようで、地域の一大祭りイベントとなっているようだ。
別所の獅子舞は、昭和41年に「無形民俗文化財」指定されている。
23日はまず、地蔵寺(宝泉院)で舞い

23日は、地蔵寺(宝泉院)での舞い

翌日の24日は、200mくらい離れた宝泉院まで笛師と花笠持ちの小・中学生の先導で向かう。24日は宝泉院境内にて激しく舞っていました

翌日の24日は、200mくらい離れた地蔵堂まで笛師と花笠持ちの小・中学生の先導で向かう。

翌日の24日は、200mくらい離れた地蔵堂まで笛師と花笠持ちの小・中学生の先導で向かう。

24日は地蔵堂前にて激しく舞っていました

 

 

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