6月24日(日)に印西地域史研究会主催の講演会を聞いてきた。講師は印旛郡市文化財センターの根本主任調査研究員で、以前から道作古墳群調査等に関わってる方で、微に入り細にわたって知りつくしている印象でした。
2年前から本研究会の殆どの講座に参加してきたが、今回は50名近い聴講者で、やはり昨年に実施された「発掘調査」の結果と、地元印西の「古墳」の全体像という極めて身近なテーマだったことで、興味を持たれた方が非常に多かったような気がした。

 

 

 

 

 

 

自分が所属しているNPO法人小林住みよいまちづくり会では道作古墳群の整備事業(草刈)や、道作古墳施設見学会に関わってきているため、ある程度の知識は持っているつもりでいたが、印西地域全体の古墳の歴史が、築造場所、築造時期、墳形(円、前方後円、方墳)の違いなどがあり、道作古墳の立ち位置が今までは理解してなかったなということを改めて認識させて貰い良い勉強になった。

 

前期 松崎、泉北側(赤)左下
中期 鶴塚古墳(青)中央上
後期 道作古墳(緑)中央上

<昨年の発掘調査で分かったこと>


今住んでる地域は道作古墳群のある「小林」の一角であるが、道作以外にも、大型円墳の鶴塚古墳、小林古墳群などが近くにあったが、すでに発掘も完了し今は両地とも住宅地になってしまっている。跡地の近所に昔から住んでる何人かに聞いてみたが、古墳があったということさえ全く知らないのが実態で、印西全体でも開発により殆どが古墳の原形を残しておらず消滅してると思われるので、印西市古墳384基(それ以上かも)の中の貴重な存在として道作古墳群22基の保存の必要性をあらためて感じた。また小林の近くには27,000年前の旧石器時代の瀧水寺裏遺跡や道作古墳前の道路建設では15,000年前の道作古墳群遺跡も発見されるなどしている歴史を感じさせる一帯であり、それも含めて道作古墳を核とした歴史のロマンを多くの人に知って貰うよう働きかけをしていきたい。

 

今年も道作古墳の発掘調査が7月2日から実施されるとの説明があったが、昨年の石棺の発見と同様に何か新たな出土があることを期待している。調査の結果は7月21日(土)に「発掘調査現地説明会」という形で公表されるようなので是非参加したいと思っている。   (右の写真は昨年の現地説明会の模様)

 

左の大型の古墳が1号古墳、その右側奥が5号古墳
、その右が4号古墳とあずまや。