中高年者の健康法 「健康寿命を延ばしましょう!」
最近よく耳にする「健康寿命」という言葉をご存知の方も多いと思います。
これは日常的に介護を必要としないで自立した生活ができる期間のことです。でもその大敵となるのが「運動器の障害」。運動器とは、身体を自由に動かす機能のこと。そのために必要な骨・関節・椎間板・筋肉といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」などの機能が衰えることを「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」(通称 ロコモ)と言います。
ロコモの主な症状は、関節の軟骨や椎間板の変形、筋力や神経活動の低下、骨粗しょう化に関する兆候や症状が表れます。
① 痛み ②変形 ③関節の動きの制限 ④筋力の低下 ⑤バランス能力の低下
などは歩行困難になりやすくなり「健康寿命」を縮める原因にもなります。そこで日頃から椅子を使ったスクワットや片足立ち、ウオーキングなど簡単な運動を心がけるようにすると「健康寿命」を延ばすことが期待できます。
また、骨や筋肉を強くする食事・・カルシウム(牛乳など)、タンパク質(肉・魚・牛乳・大豆など)、ビタミンK(納豆・青菜など)もしっかりと取ることも大切です。
ただし運動や食事だけでは今ひとつもの足りません。皆さんは、強く、たくましく、幸せに生きられると良いと思いませんか?そのためには、
◎何よりも自分を夢中にさせるものを見つける。 ◎健康のためにやるというよりも「好きだからやる」「楽しいからやる」というのが理想 ◎何かを始めるのに遅すぎるなんてない、自分で年齢制限を作らないこと
まだまだあると思いますが、これからますます「楽しく、健康で長生き」を実現させ、「健康寿命」を延ばしていきましょう!! <池田恭子>