7月11日、朝8時から道作古墳群歴史広場の樹木管理を行いました。樹木管理の内容は、樹木の下枝払いと伐採した樹木の切り口から伸びている「ひこばえ」を切り取る作業です。
(樹木の下枝切作業)
歴史広場内に立つ20本の樹木の徒長した枝をノコギリで切り落とします。大きな枝の場合は、切り口全面に防腐剤(酢酸ビニル)を塗布しました。
脚立に乗った高所作業となるので切り手、脚立支え手、枝集め手の3名で行ないます。「ひこばえ(蘖)」とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のことを言います。
太い幹の孫(ひこ)に見立てて「ひこばえ(孫生え)」と言うようです。昔の里山では伐採した楢などの切り口から出る「ひこばえ」を育て大きな樹木にしました。
(墳墓に登りひこばえを切り取る)
剪定鋏で長さ30~1mの「ひこばえ」を切り取り、束ねて焼却処理とします。広場の歩道際に植えられている紫陽花、ツツジ、紫式部の整枝も行いました。
印西地方も長雨がおさまり、急上昇した気温の中での作業でした。作業後は、歴史広場内の樹木や墳墓もスッキリしました。
(すっきりした1号墳)
東屋に屋根が設置され、園路や多目的広場も出来ています。歴史広場は8月末に完成予定です(本多)。