道作古墳見学会(各種イベント含む)の開催
ちょうど桜が咲き始めた4月6日に道作古墳見学会を開催し多くの方々に参加して頂きました。天気の方も前日からの雨を心配してましたが、晴れとはいきませんでしたが午前9時のが大会開始時間には何とか小雨から「くもり」に好転し、当初の予定通りのスケジュールで、近辺で発掘出土された土器・埴輪などの展示、印西市生涯学習課からの説明、「カラフルスタイル」による唄と演奏、「ドラム・ピース」による演奏、「お楽しみビンゴ大会」が多数の来場者を迎え開催しました。ただ、参加を予定していた何人かの方は、朝のうちの小雨模様で残念ながら参加を断念された人もいたようで主催者側としては逆に恐縮しております。 (広報 下田)
1.見学会模様
左側写真の下部の土器破片は昨晩からの雨で1号古墳の土壌から露出してきたもの。
展示品の後方の道作1号古墳から出土された土器の他、すぐ前の道路の整備工事時に発掘された「道作古墳群遺跡」(15,000年前の旧石器・先土器時代)、古墳から東に200mの所にある鳥見神社前の道路下で発掘された「馬場遺跡」(3,000年前の独土器縄文時代)の土器類が並べられています。
2.歌と演奏のイベント
今回の道作古墳見学会には、歌や演奏のイベントを合わせて楽しんで貰いました。
本格的な春の訪れ(桜が咲き、道作古墳の脇の小川には蛙の卵やオタマジャクシが現れて来ました)
4月15日に同一の小川に行くと可愛いオタマジャクシが何百匹かわかりませんが、数えきれない数のオタマジャクシが固まっていました。
いずれにしましても、道作古墳の南側の谷津地域は田園、林間が多く自然に恵まれており小動物の宝庫となっております。標高30mくらいの台地にある道作古墳あたりは旧石器時代、縄文時代と2万年前から余り変わらない地形かもしれませんが、古墳から歩いて2,3分下った谷津地帯は生き物の種類も全く異なっています。
台地の上は、道作古墳のヤマザクラ、そして近くの小林牧場のサクラ並木(ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラ、オオシマザクラなど)。小林地域は、3月末から4月中旬に掛けては「春らんまん」の様相を呈しています。
道作古墳歴史広場(4月7日、道作4号墳)