2025年11月15日(土)、予定どおり表記のイベントを開催しました。 参加者は一般参加者25名、市・当会16名 計41名でした。 過去にない暖かさ、テレビ等では「小春日和」との紹介がなかったような気がしますが、正に歩くと汗ばむような絶好のイベント日和になり秋の一日を歩くことによる健康増進、そして龍湖寺住職からの江戸から明治にかけての「ご婦人方の風俗(髪型・着物)、安産子育てのための祈願参り」などの紹介。道作古墳群広場では印西市役所から来られた専門家による資料に沿った「小林における縄文時代から古墳時代にかけての遺跡・古墳の詳細な紹介説明」「すぐ近くの馬場遺跡(鳥見神社前の遺跡)から出土発掘された土偶、縄文土器片、貝・動物の骨などの現物の展示説明」など、小林並びに近郊の2万7000万年前から江戸時代に続く歴史街道の現地を歩いての実感と、道作古墳歴史広場で近郊で発掘された遺物を直接見ての実体験で、大いに歴史感を味わって頂いたのではないでしょうか?
今回のウオーキングコースは、すでにHPに掲載してる「MAP」のとおりで約8kmと若干長めでしたが、比較的平坦なコースで途中2万7千年前の旧石器時代の「瀧水寺裏遺跡」(30年前位の道路建設工事時に発掘。現在は県道)や、鳥見神社鳥居の直前に在った「馬場遺跡」(3,000年前。 縄文時代後期に超大型の土坑が在った。今は市道)など遺跡あとの直近、すぐ脇を通ったりしたので、MAPだけの印象とは違った歴史感を持たれた方も多数おられたのではないでしょうか。
小林駅南口から出発し、上のコースMAPのとおり南側に向け時計回りに歩き始めました。
道作古墳歴史広場での「見学会」「説明会」の市からの配布資料で紹介されました名所等を道すがら説明。 途中、市道の右手に「小林古墳群跡」で、5基くらいの古墳があったようです。(現在は、浅間地区の住宅街) 左手の住宅街の中には「鶴塚古墳」という大きな円墳(直径44m)があって、発掘物を採ったあとは消滅し、今は住宅街となってます。この付近が我々が引っ越してきた当初平成3年頃はまだ道路がない状態でした。この丸山公園あたりと道路を含めて「小林城址」です。簡単な紹介をしつつ、ここから、龍湖寺に向けてのウオーキングが始まります。
最初に訪れたのは龍湖寺です。

龍湖寺ご住職から、寺院の歴史等について紹介があり、江戸時代~明治に安産・子育ての霊感ある寺院のため近郊からご婦人がたが参詣され当時の風俗(髪型・着物)が現われてる着物姿で描かれてる「絵巻」が数多く文化財として保管されています。

江戸時代から明治にかけて、安産・子育ての霊験のある寺院であるため、当時の信仰の形態、ご婦人の風俗(髪型・着物等)が「絵馬」として寺院の壁に展示されています。絵馬は、1829年頃から 印西、我孫子、成田、栄町など近在各地からご婦人達が奉納に来て信仰を深めてたようです。
龍湖寺を出発し、次に「瀧水寺」に向かいました。
瀧水寺の手前の上り路に差し掛かると、小林の「砂田」「物木」「中根」から、「滝」地区に入る。ここから先は谷津の田園地帯から台地に移っていく。古い溜池を登ると瀧水寺・白水神社である。神仏習合として神道と仏教の融合形態で、小林地区を含め近辺には結構多いような気がしています。
次に向かう場所は小林牧場の脇を通り、千葉県では殆どないという浄土真宗の専念寺、そして道作古墳へと進んでいく。
自然の宝庫から、変貌しつつある(谷津の田園・林間景観から太 陽光発電設備への移行)
道作古墳に通じる「赤道」と言われる公道ではあるが、道路幅は狭く谷津となっている。昨年(2024年)までは典型的な谷津田で、「宮作」と呼ばれている。中央部の最も低いところに田んぼが帯状に連なり、小林牧場の方向に田が並んでいた。両側には樹木が茂り夏場にはクヌギの樹にカブトムシ、クワガタなどの甲虫類を毎年見かけてきた。さらに猛禽類の鳥で人気のあるタカ科「サシバ」の営巣地域でもあり、近傍だけでなく遠く市川の方からも生態の写真撮影に来るマニアを良く見かけた場所でもある。余談になるがサシバは、3月くらいにフィリピンやインドネシア方面から営巣のため、日本に渡ってきて(鷹の渡り)伊良湖岬辺りから各地方に散らばり産卵を5月、6月頃終え、9月末に各地域から愛知県の伊良湖岬に集まり、集団でフィリピン方面などに一斉に戻るという習性持つ鳥で非常に人気があるようである。
今年は飛ぶ姿と、泣く声を宮作で何回か遭遇出会ったが、とうとう営巣している樹を特定することができなかった。鳥の観察というのは根気がいるものだと感じている。バードウオッチングの趣味を持ってる人でないと無理だなとの思いを持っている。
この「宮作」という地域は小林に転居してきて以来、「自然の宝庫」と実感している。それ以前は八王子という自然豊かな地にも30年住んだことがあるが、ここ小林の自然、特に狭いエリアである「宮作」の自然は群を抜いている。例えば、哺乳類のイタチ(2匹)、タヌキ(3匹連れ)にも今年出会ってるし、個人的に学生時代から蝶採集が趣味だったので、この小林エリア(特に宮作)、に48種の蝶を見かけた。日本に生息している蝶は、240種と云われているが、そのうち48種類をここで出会ったというのは驚きである。特に、「ムラサキツバメ」「コムラサキ」などを発見したのは、長い蝶採集(観察)をやっててこの地だけです。
ただ、今回の小林ウオーキングで気づかれたかと思いますが、昨年まで田んぼだった箇所が、 太陽光発電所に変貌していた。今年中にも完成しそうなピッチだ。それも、メガソーラと言われる1,000kw以上(1メガ)の大型発電所みたいである。

2025年11月の小林ウオーキングの時には基礎部分は完了し、太陽光パネルも8割程度の取り付けが終了してました。右手の路を歩いて良くと、150mほどで「竹林」の道に入ります。 この辺りが昆虫類、哺乳類、サシバなどの鳥類を多く見かけました。

正月明けの1月5日、暖かい日に「宮作」を歩いていたら小林牧場キャンプ場の下側の雑木林(赤道沿い)に写真右側に葉の裏側10頭以上の「ムラサキツバメ」が越冬中を発見。左はそのうちの1頭が飛び立った後、舞い戻り葉の表面に止まったところ。葉の裏側で冬眠してたムラサキツバメは何週間後くらいしたら突然すべてが一夜にして消えてしまった。専門家の云うには、鳥(エナガらしい)がホバリングしながら食べてしまったのではないか。とのことでした。この場所は太陽光発電から直線で休耕地を挟んで100m弱のところです。このように、宮作も徐々に田園はなくなり、自然が変わりつつあります。
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以前は小林含め印西の各地で見かけた「チョウトンボ」ですが、最近は非常に珍しくなってきました。周辺でも、引っ越してきてまもなくの30年前は田んぼに行けば結構目にしたのですが、今は非常に見ることが出来なくなってます。 この小林の宮作の谷津でも田が極端に少なくなってきてるので、来年には全く見ることが出来ないのではないかと気になっています。今回写真を載せた鳥、動物も含め心配してます。
道作古墳群広場に到着。道作古墳、道作古墳群遺跡すぐ近くの馬場遺跡などから発掘された出土品などの展示品を直接見ながら、説明を受けました。
その後、鳥見神社を左手にみて、ゴールを目指しました
鳥見神社からは下り坂が続き、ゴール近くになり、ますます足早で全員がゴールの小林コミュニティプラザに到着しました。
翌日16日(日曜)には、ウオーキング大会のゴールとなった「小林コミュニティプラザ」で各種のイベントが開催されましたので、当会も「綿菓子」「ポップコーン」「コーヒー」の出店を行い、合わせてパラソル、テーブル、イスを用意しイベントの盛り上げに協力しました。
この写真は平成5年に撮影したものですが、見学会の説明、歩きながらの紹介で出た名所等の位置関係が分かるのではないでしょうか? 撮影が平成5年と古いため、例えば、瀧水寺裏遺跡はまだ発掘途中であるとか、小林城址あたりの道路が未開通で、まだ盛り土状態になってたり住宅街も開発途中となっているようです。


























