お知らせのページでも紹介しましたが、道作古墳群近辺は旧石器時代からの遺跡・古墳が集中して発掘された、「2万年以上前から人が狩りなどをしていたという歴史のロマンを感じる地域」です。
標高20m~30m程度の高台以外は、縄文時代以降何度か海になったり陸になったりしましたが約1,000年前の頃には、今の利根川、印旛沼、手賀沼を含む地域が「香取の海」と言われており、イメージでは下図のように、遺跡、古墳、神社のある高台の外側が海となっていたようでした。
もちろんその中で、数多くある神社(鳥見神社など)は今もなお歴史を刻んで残っています。特に道作古墳のすぐ近くにある小林鳥見神社は約2,100年前、すなわち紀元前からこの地に存続してるとのことです。そのほかの遺跡・古墳の殆どは発掘後はその面影を見ることはできませんが、「道作古墳群」は今もなおその姿を残し、最近では美しく整備され、散策の絶好の場所になっており、数多くの皆様に親しまれてるようです。